昨晩は、所属しておりますATF全国質屋ブランド品協会の、月に一回の重要な会議で心斎橋へ行っておりました。
何度か記事にもしているのですが、ブランド品をすみからすみまで調べ上げるのが主な内容です。
月に一回なんで・・・長いです。とっても長いです・・・と最初に愚痴っておきます。
昨日も終わったのは日付が変わり結構経ってましたね・・・九州や北陸、中部からも皆さん来られてるので、内容濃くないといけないのでしようがないですが・・・・・・・・長い。
以前の記事には、ブランドのバッグを分解して調査することや、X線を使って調査するなんてことを書いたと思います。
もちろん本物をショップで購入し、偽造品のサンプルも用意し、比較します。
目的はもちろん判別のポイントなんですが、違った面で考えると、ブランド品の良さ、ブランド品のポリシー(方針)なんかも見えてきます。
バックの生地の内側、全く見えないし、見ることもあり得ない部分に、バッグのスタイルを保持するための補強が入ってたり、接着剤でもすむような部分に、専用の金具を使ってたりと・・・
反して偽造品はこういった部分は、コストを抑える大きなポイントなんで、必ず手を抜いて作られてます。
詳しくはシークレットなんで書けませんが(笑)
全てとは言いませんが・・・エルメスやヴィトン、シャネル、ロレックス、カルティエ等々、調べてると「やっぱり手がかけられてるなぁ・・」と感心することも多いです。
反して・・と言うか・・一過性の人気ブランドなどで、「あ~あ・・・こんなもんなのか」と感じることも多いです。
デザイン優先で作られてる場合や、コスト優先で作られてる場合など。
(これまた詳しくは書けない事情をご理解下さい)
素材へのこだわり、細部への気遣い、確かな技術に、ブランドの『心』を見いだせると感じるようになってきました。
うーん、夏休み終わりの日の記事には、ちょっと面白みに欠けた内容だったかなぁ・・・
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